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フコキサンチンが発見されたのは実は1970年頃。
フコイダンと同様に当初は注目されることはありませんでした。
しかし1990年代にフコイダンの特殊な特性(アポトーシスなど)が注目され、世界に先駆けて日本が1996年に学会発表を行うと、褐藻類の付着色素であるフコキサンチンの研究が急速にはじまりました。
フコイダンの研究開始当初、フコイダンの定義を「L-フコースが硫酸基で連なったもの」としてしまったので現在、フコキサンチンを「フコイダンとは別物」としている会社が多いですが、それは正しくもあり、間違いでもあります。
それは生産直後にはわずか(計測できないほど微量)に付着しているフコキサンチンですが、それさえも時間の経過と共に分子崩壊を起こすので「フコイダン」の研究の中で注目された「アポトーシス:アシスト」が発見されたのは、フコキサンチンだけが起こしていたとは到底考えられないからです。
フコキサンチンの落とし穴 参照
抽出して乾燥させたフコキサンチン。
フコキサンチンは昆布やワカメなどの褐藻類のみに微量に含まれる色素(赤色)成分です。
フコイダンは、モズク1kgから、わずか1g程度しか抽出できませんが、フコキサンチンはその更に100分の1程度しか取れないとても貴重な成分です。
フコキサンチンの分子構造図
それは、非常に強い「アポトーシス」
フコイダンは様々な特性が研究・発表されていますがその中でもっとも利用者の期待を受け、購入される理由となっているのが「アポトーシス」です
アポトーシス 日本語で「細胞の自滅死」という意味で正常なアポトーシスを体内の細胞を誘導する特性をさします。
フコキサンチンは、単独抽出して実験するとフコイダンよりも強いアポトーシス特性を発揮することが確認されています ※マウスなどの動物実験、試験管レベル。
光や温度に弱く、時間の経過と共に極度のスピードで崩壊してしまいます
通常の素材を製品化する場合は製造当初の分析含有量を賞味期限内の含有量と考えても問題なく、またそういったものでなければ通常は企業の責任、人間としての誠意・概念上製品化はしません。
しかし、フコキサンチンは通常の抽出・オイル化しただけでは「安定性」が悪く週単位の短い時間でどんどん失われていくことは、かなり以前から分かっていました。
フコイダンを販売している大手、中堅企業がフコキサンチンを製品化出来なかった理由なのです
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実験に使われたフコキサンチンは米国・企業の日本の多くで使われているフコキサンチンオイルで行いました
60℃の保存では、わずか4週間で表記されている含有量から80%も損失し全体の20%しか残存していません。
25度の環境でも、6か月後には全体の20%しか残存していません。
つまり、製品化初期の分析データが賞味期限内にどれだけ残っているか消費者は知る術がない素材なのです。
もうひとつの不安は、フコキサンチンを単独摂取した場合のデータの不足です
フコイダンは飲用実績、期間も豊富です。。
試験管や、憶測だけでフコキサンチンを単独摂取すれば強いアポトーシスが見込まれると思うのは軽薄です
ゆえに、当社ではまず「ナノカプセル化」して吸収を高めた
「Vital-核酸フコイダンNANOプレミアム」をフコイダン製品の中で強く機能性を求める場合は推奨しています。
ただフコキサンチンには「未知の魅力」があることは確かです。
研究が進み、明らかになるまでどれだけ時間がかかるか分かりません。
健康はそれまで待ってくれません。
フコキサンチンを摂取したい方は、どうぞ当社の優秀なフコイダン製品と同時にお願いします。
それであれば、少なくてもマイナスにはならないのでリスクを回避できます。
フコキサンチンの上記の利点、不利益を承知の上でそれでも藁をもつかむ思いで高額なフコキサンチン製品を購入されている方が多いのも事実です
当社では「ワラ」ではない製品提供を行う信念に基づいて現在の科学のうちで、安心して購入できるフコキサンチン製品を発売します